ファッションデザイナー
デザイナーというと、ファッションデザイナーを一番に想像しますが、実は服飾デザイン専門のデザイナーを指します。既製服のブランドでは、流行とブランドイメージの両方を考えて洋服をデザインしていく仕事です。メンズ、レディース、キッズ、ベビー、インナーウェアなどそれぞれのジャンルにファッションデザイナーがいます。仕事は「考えたデザインをデザイン画にすること」。それを更に型紙に起こすのはパタンナーの仕事になります。考えたデザインがすぐに市場に流通するわけではないので、流行の先取りなど、鋭敏なファッション感覚が必要とされるファッションデザイナーの資格は、どのように取得していけばよいのでしょうか。
ファッションデザイナーの資格取得には
実は、国家試験資格などに「ファッションデザイナー」という項目があるわけではありません。大学や、専門学校などで服飾デザインに関するさまざまなことを学び、アパレルメーカー関係に就職というコースが一番多いですが、自分のブランドを立ち上げてネット通販をしたり、在学中にコンテストの入賞をするなどの実績を積むということも大切です。また、たとえばジュン・アシダやコシノ三姉妹といったブランドを持つ高名なファッションデザイナーは、一握りです。ファッションデザイナーのほとんどが、企業の中でデザインをしていく企業デザイナーで、けして華やかな世界というわけではないことを理解しておくとよいでしょう。
ファッションデザイナーの資格のための学校
ファッションデザイナーの資格の名門というのは存在します。誰でも名前を聞いたことがある、文化服装学院。こちらの卒業生には高田賢三、津森千里などの有名デザイナーが多数います。実績のある名門学校なら、業界からの信頼も厚いため、求人も多いので有利です。パタンナーも文化服装学院卒が多いですね。こちらには通信制の口座もありますし、東海地方に明美文化服装専門学校という系列の専門学校もあります。国内では、他に宇津木えりらを輩出したエスモードジャパンや、濱中三郎らのバンタン、滝沢直樹の桑沢デザイン研究所などが挙げられます。また大学なら、東京家政大学、名古屋学芸大学など、大学の芸術学科などで学ぶ人も。さらに難易度の高い海外留学も、ファッションデザイナーの資格を希望する人には選択肢のひとつ。ロンドン芸術大学(セントマーチンズ)には、日本のファッションデザイナーも留学していて、帰国後の活躍が期待されています。また、ニューヨークのパーソンズスクールオブデザインや、ベルギー王立芸術アカデミーなどが名だたるファッションデザイナーの出身校となっています。